
ふるさと納税の返礼品といえば「お肉」「フルーツ」などのグルメが定番ですが、実はトイレットペーパーも根強い人気を誇っています。
毎日使う生活必需品だからこそ「もらって困らない」「買い物の手間が減る」「備蓄にもなる」とメリットが多い一方で、自治体によって寄附額に対して届く量や紙質、配送のスピードは大きく違います。
「どの自治体が一番お得なの?」
「コスパ重視ならどこを選ぶべき?」
「紙質や使い勝手もちゃんと知りたい」
そんな疑問に応えるため、本記事では人気自治体をランキング形式で紹介し、寄附額別のコスパや特徴を徹底比較しました。
「とにかく大容量派」から「省スペースで管理したい派」まで、あなたの生活スタイルに合った選び方が分かります。
ふるさと納税でトイレットペーパーを選ぶメリット
ふるさと納税の返礼品としてトイレットペーパーを選ぶ魅力は、単なる「日用品が手に入る」という以上の価値があります。
節約や備蓄、生活の手間を減らせる点で、多くの家庭から支持されています。ここでは代表的なメリットを整理してみましょう。
日用品としての実用性
お肉や果物のように賞味期限を気にする必要がなく、どの家庭でも必ず消費するのがトイレットペーパー。
「絶対に無駄にならない返礼品」という安心感があります。さらに、スーパーやドラッグストアで購入するとかさばって持ち帰りが大変ですが、ふるさと納税なら自宅まで届けてもらえるのも便利です。
家計の節約につながる
トイレットペーパーは年間を通して消費量が読めるため、ふるさと納税と相性抜群。実質自己負担2,000円で数か月〜1年分をまとめて確保でき、生活費の固定支出を減らせる効果があります。
特に大家族や消費ペースが速い家庭では、節約メリットが大きく感じられるでしょう。
備蓄・災害対策にも有効
東日本大震災や新型コロナ流行時には、トイレットペーパーが一時的に品薄になったこともありました。こうした経験から、日用品をストックしておくことの重要性が広く認識されています。
ふるさと納税でまとめて入手すれば、普段の消費だけでなく非常時の備蓄にも役立ちます。
人気自治体ランキングTOP5【徹底比較】
厳選したトップ5を紹介していきますね。
第1位:静岡県 富士市 — 製紙の町から届く“高還元率”返礼品
静岡県富士市は、製紙工場が集まる地域として有名です。そのため、ふるさと納税の返礼品にも高品質かつお得なトイレットペーパーが豊富にそろっています。
寄附12,000円でダブル96ロール(長巻き=128ロール相当)が届く返礼品は、還元率50%を超える高コスパで注目されています。
レビューでは「香り付きで紙質も良い」「半年以上もって助かる」と満足度が高い一方、「人気すぎて到着まで2か月かかった」という声も。申し込み時期には余裕を持つのがおすすめです。
私も実際に富士市の返礼品を申し込んだことがありますが、「1回届くと本当に半年以上買い物不要になる」という安心感がありました。特に買い物でかさばるものを自宅に届けてもらえるありがたさは、想像以上に大きいと感じました。
第2位:岩手県 一関市 — 倍巻き仕様で省スペース&高コスパ
岩手県一関市のトイレットペーパーは、2倍巻きタイプ72ロールが寄附13,000円でもらえるのが特徴です。倍巻きなのでロール交換の手間が減り、収納場所も少なく済むのが大きなメリット。
「コンパクトにまとまって届くので、アパートやマンション住まいでも安心」「紙質も十分満足」という口コミが目立ちます。省スペース性とコスパを両立したい方に最適です。
口コミでは「2倍巻きは見た目は少なく見えるけれど、本当に長持ちする」と好評です。実際にロール交換の回数が減り、共働き家庭やマンション住まいの方にとって大きな時短効果があるという声も多く見られます。
第3位:静岡県 富士宮市 — 人気ブランド「エリエール」を返礼品で
ブランド志向の方に人気なのが、静岡県富士宮市の返礼品です。寄附16,000円で、エリエールの1.5倍巻き64ロールが届きます。
スーパーやドラッグストアで馴染みのあるブランドなので安心感があり、「肌触りがやわらかくて快適」「やっぱりエリエールは安心」というレビューも多数。還元率はやや下がりますが、品質重視派には鉄板の選択肢です。
第4位:静岡県 沼津市 — 手頃な1万円寄附でまず試しやすい
「まずはお得に1万円で」という方におすすめなのが静岡県沼津市。寄附額1万円でダブル64ロール前後の返礼品が届きます。
香り付きやカラーロールなどのバリエーションもあり、試しやすさが魅力です。「お試しで頼んだけど、紙質も十分」「色つきは少し好みが分かれるかも」といった口コミがあり、まずは少額から試したい人に向いています。
第5位:埼玉県 草加市 — スコッティ「3倍長持ち」で超省スペース
埼玉県草加市の返礼品は、スコッティの3倍長持ちトイレットペーパー24ロール。一見するとロール数が少なく感じますが、通常ロール換算では144ロール分に相当します。寄附額は11,000円と手頃で、省スペース性が圧倒的に優秀。
「玄関で受け取っても場所を取らずに助かった」「長持ちするので交換回数が減って便利」と高評価です。収納に余裕がない家庭やマンション住まいの方にはとくにおすすめの自治体です。
コスパ比較表【寄附額別でどれくらい届く?】
ランキングで紹介した自治体の返礼品を、寄附額別にまとめたコスパ比較表がこちらです。量・タイプ・特色を並べると、それぞれの強みがひと目で分かります。
自治体 | 寄附額目安 | 内容量(代表例) | 特徴 | 還元率目安 |
---|---|---|---|---|
静岡県 富士市 | 12,000円 | ダブル96ロール(長巻き=128相当) | 香り付き・柔らかめ、還元率No.1 | 約54% |
岩手県 一関市 | 13,000円 | 倍巻72ロール(シングル/ダブル選択可) | 省スペース&高コスパ | 約51〜54% |
静岡県 富士宮市 | 16,000円 | エリエール1.5倍巻64ロール | ブランド品・紙質重視 | 約33〜37% |
静岡県 沼津市 | 10,000円 | ダブル64〜72ロール | 香り付き・色つきあり、お試し向き | 約36% |
埼玉県 草加市 | 11,000円 | スコッティ3倍巻24ロール(=144相当) | 超省スペース&長持ち | 約30〜35% |
- 1万円前後では、沼津市や草加市のように「まず試したい人向け」の返礼品が多いです。紙質や香りの有無で好みを確認するのに最適。
- 1万2千円〜1万3千円台では、富士市や一関市のような「大容量×高還元率」タイプが狙い目。コスパ重視ならここが最もお得です。
- 1万6千円以上では、富士宮市のエリエールのように「ブランド・品質重視」の返礼品が中心。紙質や肌触りを優先したい家庭に向いています。
こうして並べてみると、お得さ重視なら富士市 or 一関市、品質重視なら富士宮市、省スペース重視なら草加市という構図が見えてきますね。
数字だけ見ると富士市や一関市が圧倒的にお得ですが、「紙質にこだわりたいからエリエール一択」という声も少なくありません。最終的には“何を優先するか”によって満足度が変わるのが、このジャンルの面白さだと思います。
トイレットペーパー購入して失敗した話も読んでおきましょう!
ふるさと納税のトイレットペーパーの賢い選び方のポイント
ふるさと納税でトイレットペーパーを選ぶときは、単純に「量が多い」「寄附額が安い」だけで判断すると失敗することがあります。家族の消費ペースや収納スペース、紙質の好みなどを考慮すれば、届いたあとに「しまう場所がない!」「使い心地が合わなかった…」という後悔を避けられます。ここでは実際の選び方のポイントを整理します。
家族構成に合わせて消費量をシミュレーションする
一般的に、4人家族で月に10〜12ロール程度を消費するといわれます。つまり年間で約120〜150ロールが目安。
- 単身・二人暮らし → 少量または定期便タイプで十分
- 4人以上の家庭 → 大容量セットや倍巻きタイプが効率的
- 消費ペースが早い家庭 → 年に2〜3回まとめて申し込むと安定
消費量をイメージして寄附額を決めると、過不足なく活用できます。
収納スペースと梱包サイズを確認する
トイレットペーパーは軽いけれど場所を取ります。特に96ロールや120ロールの大容量タイプは、想像以上に大きな段ボールで届き、玄関から運ぶだけでもひと苦労という声も。
マンションやアパート住まいで収納に限りがある場合は、倍巻き・3倍巻きタイプや分割配送(定期便)タイプを選ぶと安心です。
紙質・ブランドの好みに合わせる
「柔らかさ重視」「肌への優しさ重視」の家庭は、富士宮市のエリエールや富士市のプレミアムタイプなどブランド品が安心。
「コスパ最優先」なら富士市や一関市の大容量タイプが最適。
「省スペース&交換回数を減らしたい」なら草加市のスコッティ3倍巻きが有力候補。
口コミやレビューを参考にして、家庭の好みに合うブランドや紙質を見極めましょう。
まとめ|お得にトイレットペーパーを選ぶなら自治体比較がカギ
ふるさと納税のトイレットペーパーは、日常で必ず使う消耗品だからこそ、還元率や利便性を考えた選び方が大切です。
今回のランキングを振り返ると、
- お得さ重視なら → 静岡県富士市・岩手県一関市(大容量&高還元率)
- 品質や紙質重視なら → 静岡県富士宮市(エリエールなどブランド品)
- 気軽に試したいなら → 静岡県沼津市(1万円から寄附可能)
- 省スペース・交換回数を減らしたいなら → 埼玉県草加市(3倍巻きで144ロール相当)
つまり、「誰にでも最適な自治体がある」というのがトイレットペーパー返礼品の面白さです👍
これから申し込む方は、
- 家族の消費ペースを計算する
- 収納スペースを考える
- 紙質やブランドの好みを確認する
この3点を押さえて選べば失敗しません。
私の周りでも「1万円で頼んだら玄関に巨大な段ボールが届いて驚いた」という声がよくあります。
逆に「スコッティ3倍巻きは見た目は少ないけれど棚にきれいに収まって便利」という感想もあり、家庭ごとにベストな選択が違うことを実感します。
毎日の生活に欠かせないトイレットペーパーだからこそ、ふるさと納税を賢く活用して、「節約×快適×備蓄」を一度にかなえてみてください。